kotoe's notebook

カテゴリ:生き物( 1 )


358/ 寛尾鳳蝶(台湾国蝶)

2009/08/13(木・酷暑)

フィールドでよく見かけるいろんな蝶、蝶が飛舞する野原や花畑に
いると、心地がとっても優しくなります。

毎日、ネットでいろんな日本の蝶を堪能している。
日本の国蝶は”オオムラサキ”、ふっと 考えると、蝶王国の台湾、
その代表的な「台湾国蝶」は一体何の蝶ですか?知りたくなります。

それで、台湾のネットで、台湾の国蝶を検索し・・、出てきました!
台湾の国蝶は「寛尾鳳蝶」です。

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台湾国蝶 ”寛尾鳳蝶”/ (台湾のネットから引用したもの)

「幻の蝶」と言われる「寛尾鳳蝶」、その特徴は”鮮やかな燕尾”。
尾の形は”燕尾服”に似ているため、別名は「大燕尾蝶」。

「寛尾鳳蝶」は、1932年 台湾宜蘭県の農業学校で教師をしていた
日本人の”鈴木利一”氏に、台湾東部”宜蘭県羅東鎮 烏帽子の川辺”で、
発見された。

その後、台北帝国大学教授の”素木得一”先生と彼の助手”楚南仁博”、
同じ”宜蘭県”で、2頭の「寬尾鳳蝶」を捕獲した。 捕獲するまでかかった
経費は、当時 ¥800円も達したので、「八百円蝶」とも言われた。 
    
「寬尾鳳蝶」は標高1000~2000mの山岳地帯に生息している。
発生期は5~8月の間。 売買目的の採集で、台湾の”寬尾鳳蝶”は
絶滅危機に陥り。

現在は、国が要保護蝶と指定されている。

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・素木得一(1882-1970)、北海道出身。昆虫学者。
日治時代、台湾総統府昆虫部長、台北帝国大学農学部教授。

・楚南仁博(1892-1984)、東京出身。 動物学者。
日治時代、台湾国蝶「寛尾鳳蝶」の命名者。
楚南氏により命名した台湾の蝶、13種類があります。
また、「楚南」という名を冠した 「楚南三線蝶」という台湾の蝶もある。

・楚南氏が命名した台湾の蝶
1.寬尾鳳蝶。2.琉璃帶鳳蝶。3.山中波紋蛇目蝶。4.江崎綠小灰蝶。
5.拉拉山三線蝶。6.叉紋小灰蝶。7.黑底小灰蝶。8.拉拉山三尾小灰蝶。
9.紫小灰蝶。10.奇萊褐弄蝶。11.白紋弄蝶。12.阿里山黑弄蝶。
13.人倫褐弄蝶。

・楚南三線蝶(台湾のネットから引用したもの)d0029363_3333925.jpg


参考資料:
「被遺忘的日籍台湾動物学者」 (忘れられた日籍台湾動物学者)
(呉永華 著/晨星出版社)















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by k_ogane | 2009-08-13 20:33 | 生き物